「奇跡の大茶の湯展」ともいわれている特別展「茶の湯」
37年ぶりに茶の湯の名品が一堂に会する展覧会。

名だたる武将や茶人が愛で手にした数々の茶道具や書画を、こうして間近に一度に拝見するのは初めてのことです。稀にみる贅沢な時間は瞬く間に過ぎます。

唐物肩衝茶入「初花」が「遅桜」と替わってしまっていたことは少々残念でしたが、これで何度目でしょう?またも「遅桜」にお目に掛かることができました。
これまで幾たびも心ゆくまで拝見する機会がございましたのに、何度見ても堂々とした姿に見惚れてしまいます。

ポスターなどでもひときわ目を惹く天目茶碗や青磁はもちろんのこと、ぐるりと周りを廻って中を覗くことができる織部の茶室「燕庵」の再現も楽しい展示です。中に座らせていただいたらどの様に見え感じるのだろうと、その時の様子を想像しながら拝見します。

会期は6月4日(日)まで、残すところ2週間ほど。展示替えの作品もあるため、あらかじめ公開されている「作品リスト(出品目録)」を確認しておいたほうがよさそうです。

終了までにもう一度、きっと伺おうと心に決めて会場を後にしました。